
日経平均は4連騰で28,600円台に到達
9月13日火曜日の日経平均は、前日比+72円高の28,614円となり4日続伸しました。昨晩の米国市場はダウ平均+229ドル高、ナスダック指数+154ポイント高の大幅高。ダウ平均も4連騰となりました。日経平均は米国市場ほど上昇しませんでしたが、28、600円台に到達しています。
iPhone14の予約堅調でアップルの株価が急騰
12日(昨晩)の米国市場では、アップルが+3.9%高の大幅高で取引を終了。アップルの上昇が米株式市場全体の上昇を牽引しました。アップルはiPhone14を9月7日に発表しており、16日からの発売に向けて予約がスタートしています。
iPhone13との大きな違いがない等の批判もあるiPhone14ですが、iPhone14 Pro Max中心に順調に予約が入っていると報じられています。iPhone14の堅調な予約が好感されて、12日のアップル株は大きな上昇を見せました。
アップル株は170~180ドル台で天井圏を形成しています。昨年末、本年の3月末、8月半ばと3度天井圏到達で下落しました。12日の終値は163.74ドルであり、あと一歩で天井圏に届きます。
8月半ばからの株式市場の下落で多くの銘柄が大幅安となりましたが、アップル株は170ドル台から150ドル台に下落したに過ぎません。そして12日の大幅高で160ドル台を回復しており、アップル株の下落に対する耐性と上昇時の上昇力は“さすが“です。
米株式市場は、8月半ばからの下落が一旦終了した形となっています。そのタイミングでアップル株は急騰しており、天井圏の到達、そして高値更新も狙える値位置です。
下手な米国銘柄に投資するよりアップル株だけ持っておくのが米国株投資の正解となっていますが、今回もiPhone14が好調に売れて同様の結論となるのでしょうか?iPhone14の売れ行き及びアップル株の行方が注目されます。
まとめ
米国市場の上昇とともに、日経平均も4連騰しています。しかし本日は+72円高に留まっており、上昇は一旦息切れする可能性もあります。節目の29,000円が見えつつありますが、8月は29,000円到達後すぐに反落してしまいました。2022年の天井圏ともなっている29,000円に到達できるのか、という点がまずは注目されます。