FOMCを控え株式市場は停滞、コーエーテクモHD襟川会長でも損失計上

7月26日火曜日の日経平均は、前日比▲44円安の27,655円となり小幅続落。

昨晩の米国市場はダウ平均+90ドル高、ナスダック指数▲51ポイント安のまちまちの展開であり、日米共に方向感のない取引となりました。明日27日の米FOMCを控えて様子見スタンスの投資家が増えています。

コーエーテクモHD<3635>は昨日25日、2022年4~6月期の第1四半期(Q1)の決算発表を行いました。

同社の襟川会長は国内屈指の相場巧者として知られており(ソフトバンクグループの孫社長が社外役員に招聘するほど)、同社はゲーム事業が本業ながら運用会社としての一面もあります。昨年度は345億円の営業利益の約4割を株式投資などの運用収益で稼いでいます。

個人の運用会社の色も濃い同社ですが、今期Q1はデリバティブ評価損▲56億円、有価証券償還損▲23億円、投資有価証券売却損▲13億円を計上しました。相場巧者の襟川会長であっても、常勝とはいかない現実が明らかになりました。投資で100戦100勝はありえません。

相場のプロであっても負けは避けられません。ただし相場上級者は最終的にはプラスで終え、また息長く相場に留まります。Q1は日経平均が若干上昇したものの、米国市場は方向性が出ず難しい相場環境でした。さすがの襟川会長も苦戦を余儀なくされたようです。

客観的に考えると、襟川会長でも勝てなかった4~6月に個人投資家が簡単に勝てる訳はありません。個人投資家やファンドも4~6月のパフォーマンスは苦戦していますが、コーエーテクモHDの決算を見ると、やむをえない、と思ってしまいます。

問題はここから先で、7月に入り日米共に若干株式市場も上昇中です。Q1の負けをQ2以降に取り返すことができるのか、コーエーテクモHDのQ2以降の決算が注目されます。

日経平均は依然として28,000円が射程圏内にあります。

しかし明日(日本時間の深夜)の米FOMCでの利上げ決定を控え、明日の日経平均も小動きの展開となる可能性があります。28,000円到達の期待感はありますが、まずはFOMCを待つ局面といえそうです。

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